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病名
肺結核
英語名
pulmonary tuberculosis
カテゴリ
肺・気管支の病気
概要
肺結核は結核菌を肺に吸入して起こる伝染病です。近年でも、患者数の減少はあまり見られず、年間40,000人が発症しています。微熱を伴う咳が長い間続くときには結核を疑って医者を受診するのがよいでしょう。
こんな人は危ない
高齢者特に以前に肺結核にかかったかた。HIV感染症、糖尿病、透析など、抵抗力が落ちている方は注意が必要です。
こんな人は大丈夫
初期症状
無自覚、無症状です。
進行すると
微熱と咳と痰が長い期間続きます。
抵抗力が落ちている方は重大な症状になり、死に至ることもあります。
検査
胸部X線やCTは肺炎や肺化膿症などの病気との鑑別に行います。
気管支鏡や肺生検を行って結核かどうかを判断します。
ツベルクリン反応が陰性の人でも結核がないとは言い切れません。
治療の方法と見通し
結核と診断された場合には抗結核薬を長期にわたって投与します。
痰などから結核菌が検出される場合には感染の危険が高いため、指定された治療施設で隔離治療を行います。
集団感染や家族感染も疑われるため、感染する可能性のある人の検査も行います。
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