病院の待合室で待つこと1時間。											
											ようやくあなたが診察室に呼ばれました。
											
											診療は問診から始まります。
											医師は患者がなぜ病院に来たのかを聞き、その症状を起こし得る「病気」を頭の中に思い描き、鑑別診断を進めていきます。
											このとき、医師に上手に正確に自分の症状を伝えることが大切!
											ここで、きちんと言いたいことを伝えられず、医師が思い違いをすると、この後の診療の流れに問題を生ずることになります。
											医師に自分の症状を説明する時には言い忘れてはいけない項目をきちんとつたえることが大切です!
											
											
												医師の問診でのポイント
												
																									満足のいく診療を受けるために押さえておくべき要点。
													「診療の流れ」がわかれば、何を、どのように医師に伝えればよいのかがわかる。 医師に自分の状態を正確につたえるための「医療用話術」の秘訣。
											 
											
												A 問診で必要な絶対的項目
												 1.何に困って病院に来たのか (これを主訴という)
												 2.その症状はいつからあるのか
												 3.身体のどこにその症状は存在するのか
												 4.その症状の頻度・程度・性状は
												 5.症状の出現のきっかけは何か
												 6.他に困っている症状はないか
												
												B 問診で必要な補助的項目
												 1.これまで大きな病気・手術などをしたことがないか
												 2.家族・血縁者の病気・死因
												 3.生活習慣・職業・喫煙歴・飲酒歴など
												 4.現在受けている治療・飲んでいる薬
												 5.アレルギーの経験